【必見】仮想通貨は危険すぎる?「やめとけ」といわれる3つの理由
仮想通貨に興味はあるけど、少し怖そう…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
とくに流出事件を知って、セキュリティ面を疑問視する声は少なくないかと思います。
この記事では、仮想通貨が危険視される理由や、実際どうなのかといった点について解説していきます。
「仮想通貨はやめとけ」といわれる3つの理由
今回は、仮想通貨を運用する際に「どういったリスクがあるか?」の観点で見ていきます。
仮想通貨が危険視される主な理由は、以下の3つです。
- ハッキングや盗難の恐れがある
- 価格の振れ幅が大きい
- 外部の言動に影響されやすい
ハッキングや盗難の恐れがある
真っ先に気にする方が多いのは、ハッキングや盗難の恐れではないでしょうか?
実際、仮想通貨の運用が始まって以来、数多くの不正流出事件が発生しています。
- 【2014年】マウントゴックスにてビットコイン約114億円が消失
- 【2018年】コインチェックで580億円相当のNEMが不正流出
- 【2021年】リキッドにてビットコイン含む110億円相当が不正流出
ですが、これは決して「仮想通貨のセキュリティが低い」というわけではありません。
仮想通貨には、ブロックチェーンという技術が使われているのですが、これはハッキングやデータ改ざんへの耐性が強いとされています。
現に流出事件の原因の多くは、仮想通貨を扱っている側のセキュリティ面やヒューマンエラーによるものです。
紙幣の偽造は難しくても、銀行のセキュリティが悪かったら盗まれちゃうのと同じですね…!
そのため仮想通貨を始める際には、利用する取引所やサービスの見極めが重要となります。
価格の振れ幅が大きい
仮想通貨の価格は、他の投資と比べて「振れ幅が大きい」といった特徴をもっています。
上の図は、直近2年におけるビットコインと日経平均株価の価格推移です(2022年9月時点)。
一見すると同じような値動きに見えますが、
- ビットコイン(青)…およそ1,160,000~7,650,000円の間で推移(約6.6倍)
- 日経平均株価(橙)…およそ22,000~31,000円の間で推移(約1.4倍)
このように、双方の振れ幅には大きく差があります。
つまり、保有する銘柄の急落した場合に損してしまうリスクも、仮想通貨の方が高いといえるでしょう。
外部の言動に影響されやすい
仮想通貨の値動きは、国際情勢や著名人の意見といった要因に左右されやすいです。
- エルサルバドルでの法定通貨認定により、ビットコインが約13%急騰
- 中国での仮想通貨規制により、ビットコインを含む銘柄が9%近く急落
- テスラ社のイーロン・マスク氏の発言により、ドージコインが4割近く急騰
影響を受けやすい理由は、仮想通貨に対する世間の価値がまだ定まっていないためです。
仮想通貨の価値っていうのは…?
仮想通貨の価値は、「決済手段として成り立つかどうか」にあります。
いくら注目が集まっていたとしても、支払いに使えないのであれば「通貨」としての価値はありません。
ですが、仮想通貨はまだ登場したばかりの技術であり、今は周囲が出方を伺っている段階にあります。
そのため、ちょっとした言動でも仮想通貨の価値(≒価格)が大きく揺らぎやすいのです。
ビットコインはやめたほうがいい?
ここまで読むと、仮想通貨はギャンブル性が高いという印象をもつかもしれません。
ですが、多くの専門家は「将来性がある」と評価しており、まだまだ伸びしろがある分野となっています。
そのため、仮想通貨に投資する場合は、以下の点に注意することをオススメします。
- 取引所のセキュリティ対策を確認する
- 余剰資金を使って投資する
- 長期運用(5年以上)で考える
取引所のセキュリティ対策を確認する
仮想通貨を運用する際、まず気をつけるべきなのが「仮想通貨取引所」。
ハッキングや盗難に対してどのような対策をしているか、口座開設の段階できちんと調べておく必要があります。
当ブログでは、おすすめの仮想通貨取引所とともに各社で実施しているセキュリティ対策についても解説しています。
詳しくはこちらの記事で確認できますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
余剰資金を使って投資する
仮想通貨に限らずですが、投資をするうえでは「余剰資金」での運用が重要です。
余剰資金とは、手持ち資金のうち生活費や予備資金をのぞいた、生活に支障の出ない範囲のお金を指します。
ただでさえ値動きが大きいのですから、「最悪ぜんぶ無くなってもOK」くらいの心持ちで行ったほうが精神的にも安心です。
必要以上に資金を投入しないよう、投資する際は最新の注意を払うようにしましょう。
長期運用(5年以上)で考える
暴落のリスクもある仮想通貨ですが、実は全体の推移としては右肩上がりとなっています。
上の図は、2015年6月から現在までのビットコインの価格推移です(2022年9月時点)。
ところどころで急騰・急落を繰り返しているものの、段階的に上がっていることがお分かりいただけるかと思います。
ここから言えるのは、仮想通貨での投資は短期ではなく、長期的なスパンで捉えるべきということです。
この「段階的に上がっている部分」が、大体5年くらいの周期になります!
投資初心者の場合は、少額ずつ・期間を分けて購入する「積立投資」がオススメです。
積立サービスのある取引所はこちらの記事で紹介してるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、仮想通貨が危険視される理由や、実際どうなのかについて解説しました。
仮想通貨で投資する際のリスクは、以下の通りです。
- ハッキングやデータ改ざんの面から、セキュリティ面に不安がある
- 株式投資などに比べて価格の振れ幅が大きい
- 世間での価値が定まっていないため、外部の言動に影響を受けやすい
ハイリスク・ハイリターンではあるものの、仮想通貨自体はまだまだ伸びしろのある技術となっています。
仮想通貨で投資する際は、セキュリティ面を意識しつつ、資金に余裕をもって運用するようにしてください。