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【2022年最新】仮想通貨の半減期はいつ?17銘柄の一覧を紹介

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仮想通貨には、通貨の発行数を半分に減らす「半減期」があります。

半減期をむかえると通貨の希少性が上がるため、価格も大きく動く場合が多いです。

そのため、仮想通貨を運用する際は、銘柄の半減期を把握しておくことが重要となります。

この記事では17つの銘柄を対象として、それぞれの半減期一覧を紹介していきます。

目次

仮想通貨17銘柄の半減期一覧

本記事で対象としている銘柄は、以下の通りです。

気になる銘柄をクリックすると、該当箇所にスキップできます!

ビットコイン(BTC)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2012年11月25BTC
2回目2016年7月12.5BTC
3回目2020年5月6.25BTC
4回目2024年予定3.125BTC(※予定)

ビットコイン(BTC)では、約4年周期で半減期を迎えています。

これは、「ブロックを21万個生成するごと」に半減するよう、プログラム上で定められているためです。

ブロックとは、仮想通貨の取引データをひとまとめにしたものです。
ブロックチェーンでは、作成したブロック同士を紐づけることでデータを管理しています。

ビットコインでは10分おきに1ブロック作られるので、「10分×21万ブロック≒3.995年」という計算になります。

また、発行上限は2,100万枚となっており、このままのペースで行くと2140年が最後の半減期となる予定です。

イーサリアム(ETH)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2017年10月3ETH
2回目2019年2月2ETH
3回目2022年9月約1.85ETH(※予測)

イーサリアム(ETH)には、「発行数の上限」を設けておらず半減期が存在しません

かわりに、通貨のアップデートを通じて発行量を減らす方法をとっています。

Ethereum functions in a unique way to Bitcoin, and because of this, ETH issuance operates differently under the current proof-of-work consensus. Instead of “halving,” the Ethereum network reduces the ETH supply by software upgrades agreed upon by the community.

イーサリアムの機能はビットコインと異なるため、発行数の推移もまた、一般的なPoWの合意方法とは異なる形をとっています。イーサリアムでは「半減期」は設けず、コミュニティが合意したソフトウェアアップデートを通じて発行数を減らしています。

【引用】Purpose Investments – Ethereum’s Triple Halving: What Investors Should Know

これまでは、過去2回のアップデート(EIP-649/EIP-1234)にて、発行数を段階的に減少させてきました。

そのため、イーサリアムを売買する際は「アップデート予定日」を意識しつつ取引した方が良さそうです。

リップル(XRP)の半減期

リップル(XRP)には、半減期が存在しません

その理由は、開発元であるリップル社が通貨の発行を担っているためです。

リップルは、上限である1,000億枚を既に発行しきっており、価格の変動に合わせて流通量を調整しています。

ビットコインキャッシュ(BCH)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2020年4月6.25BCH
2回目2024年予定3.125BCH(※予定)

ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコインから分岐して生まれた通貨です。

基本的には、ビットコインの仕組みを流用しているため、半減期も同様に約4年周期となっています。

「21万ブロック生成するごと」という指定も一緒ですね!

発行上限も2,100万枚となっており、このままのペースで行くと2140年が最後の半減期となる予定です。

イーサリアムクラシック(ETC)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2017年12月4ETC
2回目2020年3月3.2ETC
3回目2022年4月2.56ETC
4回目2024年予定2.048ETC(※予定)

イーサリアムクラシック(ETC)は、イーサリアムから分岐して生まれた通貨です。

イーサリアムには発行上限がありませんが、イーサリアムクラシックでは約2億1,000~3,000万枚と定めています。

そのため半減期のかわりに、「500万ブロック生成ごとに発行数の20%が減少する」仕組みをとっています。

ブロックの説明は、ビットコイン(BTC)の半減期にて記載しています

イーサリアムクラシックでは、約13秒ごとに1ブロックの生成なので、およそ2年周期となる計算です。

エンジンコイン(ENJ)の半減期

エンジンコイン(ENJ)には、半減期が存在しません

その理由は、エンジン社が運用する「Enjin Platform」にて発行が行われているためです。

Enjin Platformは、エンジン社が運営するNFTの発行(開発)や売買が可能なサービス環境です

エンジンコインは、上限である10億枚を既に発行しきっており、それらはNFTの発行や売買する際に使われています。

ライトコイン(LTC)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2015年8月25LTC
2回目2019年8月12.5LTC
3回目2023年予定6.25LTC(※予定)

ライトコイン(LTC)では、これまで約4年周期で半減期を迎えています。

これは、「ブロックを84万個生成するごと」に半減するよう、プログラム上で定められているためです。

ブロックの説明は、ビットコイン(BTC)の半減期にて記載しています

ライトコインでは2分30秒おきに1ブロック作られるため、「2分30秒×84万ブロック≒3.995年」という計算になります。

ネム(XEM)の半減期

ネム(XEM)には、半減期が存在しません

その理由は、上限である約90億枚を既に発行しきっているためです。

これ以上増える予定もないため、需要が増えるにつれて希少価値も高まっていくことが予想されます。

リスク(LSK)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2017年11月4LSK
2回目2018年11月3LSK
3回目2019年10月2LSK
4回目2020年9月1LSK(※終了)

リスク(LSK)の半減期は既に終了しています

これまでは1年弱の周期で訪れていましたが、2020年9月以降は1LSKにて固定となります。

ポルカドット(DOT)の半減期

ポルカドット(DOT)の半減期ですが、関連情報が見当たらないため、現状設けていない可能性が高いです。

理由として、ビットコインのような「発行数の上限」がない点が考えられます。

一部のサイトでは「10億7,000万枚」と記載してますが、公式サイトを見る限り情報は見つかりませんでした…

Polkadot does not have a maximum supply. DOT is inflationary. … .
There are currently just over 1 billion DOT in issuance.

ポルカドットには発行上限がないため、DOTはインフレを引き起こします。(中略)
現在は、10億枚以上のDOTが発行がされてます。

【引用】Polkadot公式サポート – What is the total supply of DOT?

ですが、過去には「ビットコインの半減期で価格が高騰した事例」もあるため、関連イベントには十分注意するようにしましょう。

テゾス(XTZ)の半減期

テゾス(XTZ)の半減期ですが、関連情報が見当たらないため、現状設けていない可能性が高いです。

理由として、ビットコインのような「発行数の上限」を設けていない点が考えられます。

半減期による価値の上昇は期待できませんが、そのかわり安定的な供給が得られるといったメリットもあります。

モナコイン(MONA)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2017年7月25MONA
2回目2020年9月12.5MONA
3回目2023年予定6.25MONA(※予定)

モナコイン(MONA)では、これまで約3年周期で半減期を迎えています。

これは、「ブロックを105万1,200個生成するごと」に半減するよう、プログラム上で定められているためです。

ブロックの説明は、ビットコイン(BTC)の半減期にて記載しています

モナコインでは90秒おきに1ブロック作られるため、「90秒×105万1,200ブロック=3年」の計算になります。

シンボル(XYM)の半減期

シンボル(XYM)には、半減期が存在しません

その代わり、時間の経過とともに少しずつ発行数を減らす仕組みをとっています。

また、発行上限も約90億枚と決められているため、徐々に希少価値もあがっていくことが予想されるでしょう。

アイオーエスティー(IOST)の半減期

アイオーエスティー(IOST)の半減期ですが、関連情報が見当たらないため、現状設けていない可能性が高いです。

理由としては、「発行上限を固定していない点」が考えられます。

というのも、以前の発行上限は約210億枚だったのですが、現在では900億枚へと変更されているのです(2022年9月時点)。

公式からも特に通達なく変わっていたようなので、今後もそういったことがあるかもしれませんね…

上限次第では、この先「半減期」が設けられる可能性もあるため、今後も動向に注意しつつ取引することをオススメします。

クアンタム(QTUM)の半減期

項目日時発行数(マイニング報酬)
1回目2021年12月0.5QTUM
2回目2025年12月予定0.25QTUM(※予定)
3回目2029年12月予定0.125QTUM(※予定)

クアンタム(QTUM)では、これまで約4年周期で半減期を迎えています。

これは、「ブロックを394万2,000個生成するごと」に半減するよう、プログラム上で定められているためです。

ブロックの説明は、ビットコイン(BTC)の半減期にて記載しています

クアンタムでは32秒おきに1ブロック作られるため、「32秒×394万2,000ブロック=4年」という計算になります。

2029年以降の半減期やその詳細はこちらのサイトに記載してますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ステラルーメン(XLM)の半減期

ステラルーメン(XLM)には、半減期が存在しません

その理由は、上限である約500億枚を既に発行しきっているためです。

じつは、ステラルーメンの運用当初は1,050億枚が上限だったのですが、2019年以降その数を大きく減らしています。

その際、上限を超える分はすべて「無効化」したため、この先で新たな通貨が発行されることはありません

現在は約250億枚が市場に出回っており、残りはステラ開発財団が保有している状態です(2022年10月時点)。

トロン(TRON/TRX)の半減期

トロン(TRON/TRX)の半減期ですが、関連情報が見当たらないため、現状設けていない可能性が高いです。

理由として、ビットコインのような「発行数の上限」を設けていない点が考えられます。

半減期による価値の上昇は期待できませんが、そのかわり安定的な供給が得られるといったメリットもあります。

まとめ

この記事では17つの銘柄を対象に、それぞれの半減期一覧について紹介しました。

半減期の前後は値動きが大きくなりやすいため、数か月前から動向をチェックしておくようにしましょう。

また、おすすめの仮想通貨取引所についても別記事で紹介してますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

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