【初心者向け】おすすめの仮想通貨取引所3選！選び方や比較のポイントも解説

仮想通貨を始めるにあたり、最初に行うのが購入先である「仮想通貨取引所の選択」。

ですが、仮想通貨取引所は国内だけでも数十以上あるので、どこにすればいいかわからず困ってしまう方も多いかと思います。

この記事では、仮想通貨取引所を選ぶ際に見るべきポイントと、初心者にオススメの取引所3選について解説していきます。

仮想通貨取引所を選ぶ際に見るべきポイント

2022年6月にクリプトコラムが実施したアンケートによると、投資家221名における「仮想通貨取引所選びのポイント」は以下のようになっています。

項目	アンケート得票率
手数料	74.3%
セキュリティ	63.8%
口座開設の手軽さ	52.8%
アプリの機能	43.1%
銘柄数	39.4%
その他	7.8%
特にない	5.0%

上記からもわかる通り、仮想通貨取引所を選ぶ際は

これら3つを意識する方が多いという結果になりました。

今回はこちらのアンケートを参考にしつつ、初心者の方が特に見ておきたい3つのポイントについて解説していきたいと思います。

サービスの使いやすさ

とくに仮想通貨や投資初心者の場合、使い勝手の良さや画面デザインの重要度はかなり高いといえるでしょう。

なぜなら、取引画面というのは基本的に情報量が多く、投資初心者にとっては用途を把握しきれない場合が多いからです。

どんなに優秀な機能が備わっていたとしても、画面や操作でつまずいたら出鼻をくじかれてしまいますよね。

それに、よく開くことになるアプリが使いづらいというのは、思いのほかストレスがたまるものです。

これから仮想通貨取引所を選ぶ方は、「操作が簡単で使いやすいか」といった部分も意識しつつ探すことをオススメします。

セキュリティや信頼性

2018年にコインチェック（Coincheck）で起きた暗号通貨流出事件が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

そういった経緯から、「仮想通貨ってなんだか怖そう…」と不安を覚えている方もいるかもしれません。

たしかに、比較的新しく参入した技術であることや、巨額な金額を取り扱っていることから危険に感じてしまうのも無理のない話です。

一方で、上記の事件をきっかけとして、法律をはじめとする各方面で、セキュリティへの対策をより一層強化するようになっています。

仮想通貨取引所を探す際は、どのような対策・サポートを行っているかもきちんと把握したうえで吟味するようにしましょう。

手数料・スプレッド

仮想通貨で投資を行っていくにあたり、取り扱い額が大きくなるほどはじわじわと手数料が響いてきます。

1回あたりの負担は少なくても、「日本円を引き出すたびに〇円」「取引するたびに〇%」…となってくると、積もり積もって大きな損失となりますよね。

そのため、長期的に仮想通貨の運用を検討している方は、手数料もあわせて確認しておくことをオススメします。

また、仮想通貨取引所には手数料と別に「スプレッド」という考え方が存在します。

スプレッドとは、「販売所」にて提示される仮想通貨の買値/売値の価格差のことであり、この差分が仮想通貨取引所の利益となります。

仮想通貨取引所で売買する際には、

これら2つの方法があるのですが、「販売所」の方では実際の相場価格にスプレッドが上乗せされる形で取引が行われます。

スプレッドの設定はそれぞれ異なるので、より価格差の小さい仮想通貨取引所を探すようにしましょう。

【徹底比較】初心者におすすめな仮想通貨取引所3選

ここから先は、上で説明した「選び方のポイント」をふまえた上で、初心者におすすめな仮想通貨取引所3選について紹介したいと思います。

各々の特徴を理解したうえで、自分に合ったものを選ぶようにしてみてください！

【取引量・使いやすさ◎】ビットバンク（bitbank）

項目	評価
サービスの使いやすさ	5
セキュリティ	4
手数料・スプレッド	4
おすすめ度	5

最初に紹介するのは、bitbank（ビットバンク）です。

とくに、投資経験の少ない初心者には一番オススメできる取引所となっています。

あまり聞きなじみがない方もいるかもしれませんが、じつは仮想通貨取引量が「国内No.1」の取引所です（CoinMarketCap調べ）。

ビットバンクの強みは、何と言っても利便性の高さにあります。

スマホアプリを取り上げてみても、「ぱっと見で操作しやすいデザイン」になっているのがお分かりいただけるかと思います。

App Storeランキングのファイナンスカテゴリでは過去に1位の実績もあり、ユーザーからの人気が高いのも特徴のひとつです。

また、ビットバンクはセキュリティ面にも大きく力を入れています。

仮想通貨マーケットの大手調査機関「ICORating」が2018年に発行したレポートでは、国内No.1の評価を受けたことで話題となりました。

最近では、国内の取引所で初めて情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）認証を取得するなど、セキュリティに対して継続した取り組みを見せています。

これらの成果もあってか、ビットバンクでは顧客情報や資産の流出が過去に一度も発生していません。

取り組み内容の詳細はこちらのページにて開示されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【手数料が圧倒的にお得！】GMOコイン

項目	評価
サービスの使いやすさ	3
セキュリティ	4
手数料・スプレッド	5
おすすめ度	4.5

次に紹介するのは、GMOコインです。

こちらは、GMOインターネット株式会社のグループ会社が運営する仮想通貨取引所となっています。

まずデメリットから紹介すると、スマホアプリがやや使いにくいことです。

機能は豊富なのですが、チャートを触ったことがない初心者にとっては、やや使い勝手が悪い仕様となっています。

一方で、GMOコインの強みは手数料とスプレッドの安さにあります。

上で紹介した2つの取引所の場合、日本円の出金や仮想通貨を送金しようとすると手数料がかかってしまいます。

ですが、GMOコインであれば、これらの各種手続きを誰でも「無料」で利用可能です。

特にNFTやウォレット（電子財布）など、他サービスに仮想通貨を送金したい方には大きなメリットとなるでしょう。

またスプレッドにおいても、クリプトコラムが実施した同アンケートにて最多得票をしめています。

スプレッドを公表していない仮想通貨取引所も多くあるため、あくまで「印象」での比較となります

セキュリティ面では、GMOグループ会社の金融サービス事業で培ったノウハウを活かし、様々な対策を実施しています。

詳細はこちらのページにて確認できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【 7年以上ハッキング 0】ビットフライヤー（bitFlyer）

項目	評価
サービスの使いやすさ	4
セキュリティ	5
手数料・スプレッド	3
おすすめ度	4

最後に紹介するのは、ビットフライヤー（bitFlyer）です。

2014年からサービス開始と、国内では古参にあたる仮想通貨取引所となっています。

ビットフライヤーの強みは、セキュリティの堅牢性にあります。

システム・通信部分をはじめ、ハッキング対策や自社開発システムの併用など、各方面で安全性の強化に力を入れています。

また、国内の大手損害保険会社2社と契約をかわしており、万が一の場合でも損害サポートが可能です。

>> 「bitFlyer セキュリティ・ファースト」主義、及びセキュリティ・顧客資産保護に関する取り組みについて

これらの取り組みもあり、ビットフライヤーでは業界最長 である7年以上ハッキング 0 を実現しています。

難点は手数料がやや高めなことですが、セキュリティ面を重視したい方にはぜひ知っておいてほしい仮想通貨取引所の一つです。

まとめ

この記事では、仮想通貨取引所を選ぶ際に見るべきポイントと、初心者にオススメの取引所3選について解説しました。

仮想通貨取引所を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。

初心者におすすめの仮想通貨はこちらの記事で紹介してるので、ぜひ参考にしてみてください。