【初心者向け】仮想通貨チャートの見方は?ローソク足や色の意味も解説
仮想通貨を売買する際、必ずと言っていいほど必要になるのが銘柄の価格チャート。
ですが投資に慣れてない場合、そもそもどのように活用すればいいのか?といったところから始まる方もいるかと思います。
見方はなんとなくわかっても、活かせるかどうかはまた別の話ですよね…
この記事では、投資初心者向けに仮想通貨におけるチャートの見方や、投資する上での活用方法について紹介していきます。
ローソク足の見方と色の意味
仮想通貨における価格チャートの中でも、特によく用いられるのが「ローソク足チャート」です。
ローソク足チャートとは、一定期間内の価格推移を1本のローソク足で表し、それらの値動きをグラフ化したものになります。
一見何の変哲もない形に見えますが、この中には主に4つの情報が含まれています。
- 始値(はじめね)…期間内で最初に売買成立した時の価格
- 終値(おわりね)…期間内で最後に売買成立した時の価格
- 高値(たかね)…期間内における売買成立のなかで最も高い価格
- 安値(やすね)…期間内における売買成立のなかで最も安い価格
また、ローソク足の色には「赤」と「青(緑)」があり、それぞれで示す意味が変わってきます。
赤色のローソク足は「陽線」と呼ばれ、終値が始値より高くなったこと(終値>始値)を意味します。
逆に、青色のローソク足は「陰線」と呼ばれており、終値が始値より安くなったこと(終値<始値)を意味しています。
派手な色で見にくいなと思ってたけど、ちゃんと理由があったんですね…!
ローソク足チャートの活用方法
ローソク足には様々な種類がありますが、形によって価格推移の大まかな傾向が把握できるとされています。
ここでは各傾向ごとに、ローソク足の基本的なパターンについて紹介したいと思います。
上昇のパターン
陽線の場合、実体(柱)部分が大きいほど期間内の上昇傾向が強いことになります。
また上下のヒゲがない「陽線坊主」も、始値から終値まで一気に値上がりしているため、強い上昇のサインを意味します。
一方、期間内に大きく値下がりしてから挽回すると、下ヒゲが大きい「下影陽線・陰線」という形になります。
最終的には値上がりしているため、下げ相場で出てきた場合は上昇への転換点となることが多いです。
下落のパターン
陰線の場合、実体(柱)部分が大きいほど期間内の下落傾向が強いことになります。
また上下のヒゲがない「陰線坊主」も、始値から終値まで一気に値下がりしているため、強い下落のサインを意味します。
一方、期間内に大きく値上がりしてから落ち込むと、上ヒゲが大きい「上影陽線・陰線」という形になります。
最終的には値下がりしているため、上げ相場で出てくると下落への転換点となることが多いです。
様子見のパターン
基本的には実体(柱)部分が小さいほど、買いと売りが拮抗していることになります。
そのため陽線・陰線にかかわらず、どっちに転ぶか予想がつきにくい場合が多いです。
また、始値と終値が等しく、実体(柱)部分が存在しないパターンは「十字線」と呼ばれています。
こちらは双方が完全に拮抗状態のため、相場の転換点となることもしばしばあります。
まとめ
この記事では、仮想通貨におけるチャートの見方や活用方法について解説しました。
ローソク足チャートについてまとめると、以下のようになります。
- ローソク足は「始値」「終値」「高値」「安値」の4つで構成される
- 赤色の場合は「陽線」、青や緑色の場合は「陰線」と呼ばれる
- 陽線の実体(柱)が大きいほど、価格が大きく上昇したことを意味する
- 陰線の実体(柱)が大きいほど、価格が大きく下落したことを意味する
とくに投資初心者の場合、仮想通貨取引所(売買先)におけるチャートの見やすさは非常に重要です。
当ブログおすすめの仮想通貨取引所はこちらの記事で紹介してるので、ぜひ参考にしてみてください。